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高尾台中2年生が職場体験 新聞社の2日間 奮闘記

新聞(しんぶん)などを参考(さんこう)に記事(きじ)を書く生徒(せいと)たち=中日新聞北陸(ほくりく)本社で

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 金沢市高尾台(かなざわしたかおだい)中学校の二年生三人が九月二十五、二十六両日(りょうじつ)、金沢市駅西本町(えきにしほんまち)の中日新聞北陸本社(ちゅうにちしんぶんほくりくほんしゃ)で新聞記者(しんぶんきしゃ)の仕事(しごと)を体験(たいけん)しました。名物(めいぶつ)の白いヒガンバナが見ごろを迎(むか)えた市内(しない)のお寺(てら)を取材(しゅざい)して記事(きじ)を書(か)いたり、新聞を印刷(いんさつ)する工場(こうじょう)の見学(けんがく)をしたりしました。生徒(せいと)の書いた記事を見てみましょう。

白ヒガンバナ かれん2千本 金沢の香林寺

香林寺(こうりんじ)に咲(さ)いた白いヒガンバナ=金沢(かなざわ)市の同寺(どうてら)で【9月26日撮影(さつえい)】

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 金沢市野町(かなざわしのまち)の香林寺(こうりんじ)で、白いヒガンバナが見頃(みごろ)を迎(むか)えている。

 通常(つうじょう)、ヒガンバナは赤色(あかいろ)の花弁(かべん)をしており、白色(しろいろ)は珍(めずら)しい。同寺(どうてら)の橘正樹(たちばなまさき)さん(37)は「昨年(さくねん)は多(おお)い日で百本ほどしか咲(さ)かなかったが、今年(ことし)は二千本ほどが咲いている」と語(かた)った。

 この花は墓参(はかまい)りに来(き)た人からもらい受(う)け、庭園(ていえん)に植(う)えたもので、二十年あまりでこの数(かず)になったという。庭園には、その他(ほか)にも、黄色(きいろ)やピンク色(いろ)の花がある。黄色の花は今年植えたという。

 グラフィックデザイナー北村桂子(きたむらけいこ)さん(48)は「ネットで調(しら)べてきた。白いヒガンバナは見たことがあるが、こんなにたくさん見たのは初(はじ)めて」と話(はな)していた。

 ヒガンバナは開花後(かいかご)、三、四日で枯(か)れてしまうため、シーズンは九月いっぱいだという。(藪野秀隆・やぶのひでたか)

※9月26日に書いた記事(きじ)です。今はヒガンバナの見頃(みごろ)は過(す)ぎています。

「初対面で取材 すごい」 南部 大(なんぶだい)

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 職場体験(しょくばたいけん)では香林寺(こうりんじ)の白いヒガンバナを取材(しゅざい)しました。うまく話(はなし)を聞(き)いたり、記事(きじ)にまとめたりするのが難(むずか)しかったです。普段(ふだん)、初対面(しょたいめん)の人に平気(へいき)で取材ができる記者(きしゃ)がすごいと思(おも)いました。工場見学(こうじょうけんがく)のときに配(くば)られた新聞(しんぶん)には、環境活動家(かんきょうかつどうか)のグレタ・トゥンベリさんの記事が載(の)っていました。トランプ大統領(だいとうりょう)がトゥンベリさんに皮肉(ひにく)を言(い)ったという内容(ないよう)でした。汚(よご)れた空気(くうき)の世界(せかい)にしたのは彼(かれ)らの世代(せだい)なのに、なぜ皮肉が言えるのか、新聞を読(よ)んでおかしいと思いました。

「書くためのメモ 大切」 藪野秀隆(やぶのひでたか)

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 面白(おもしろ)かったのは、香林寺(こうりんじ)の白いヒガンバナを取材(しゅざい)をしたことです。白だけでなくて、黄色(きいろ)やピンクの花もあったり、外国(がいこく)の人にインタビューしたらその人がすごい写真家(しゃしんか)だったりと、予想外(よそうがい)のことがおきました。いつもだと締(し)め切(き)りから逃(に)げようとする作家(さっか)のように文章(ぶんしょう)が書(か)けないのですが、今回(こんかい)の職場体験(しょくばたいけん)では自分(じぶん)のメモを見ながらいつもよりすらすらと文章が書けました。新聞(しんぶん)を毎日読(まいにちよ)んで書き方(かた)を学(まな)び、いつでもすらすら書けるようになりたいと思(おも)います。

「情報集め 難しさ知る」 泉 京太郎(いずみきょうたろう)

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 二日(ふつか)間の職場体験(しょくばたいけん)で、新聞(しんぶん)ができるまでにはとても多(おお)くの人が関(かか)わっていることが分(わ)かりました。いろんな役割(やくわり)が分かれていて、どの仕事(しごと)が欠(か)けても成(な)り立たないと知(し)り、新聞社(しゃ)の仕事のイメージが変(か)わりました。二日目の取材(しゅざい)の体験で、外国(がいこく)の人にインタビューをしたことが印象的(いんしょうてき)でした。記者(きしゃ)の仕事というのは、さまざまな人と関われる仕事だと知りました。でも、取材した内容(ないよう)を文章(ぶんしょう)にしてみると、記事(きじ)を書(か)けるだけ情報(じょうほう)を集(あつ)めるのはとても難(むずか)しいことだと感(かん)じました。

◇わが校のキャリア教育◇

 高尾台(たかおだい)中学校では、一年生のときに興味(きょうみ)ある職業(しょくぎょう)を取材(しゅざい)して、新聞(しんぶん)をつくる授業(じゅぎょう)があります。A4ほどの紙(かみ)に手書(てが)きでまとめ、内容(ないよう)をみんなに発表(はっぴょう)します。

 二年生は就職支援(しゅうしょくしえん)サービスセンター「ジョブカフェ石川」(金沢市石引(かなざわしいしびき))に出掛(でか)け、マナー講座(こうざ)を受(う)けます。「決(き)められた時間(じかん)を守(まも)る」「相手(あいて)に体(からだ)を向(む)けて話(はなし)を聞(き)く」といったマナーの大切(たいせつ)さを学(まな)んでいます。職業体験(たいけん)をするのも二年生で、約(やく)七十の企業(きぎょう)・団体(だんたい)から体験先(さき)を選(えら)びます。

 福島直美教諭(ふくしまなおみきょうゆ)は「なりたい職業がみつかれば、勉強(べんきょう)も楽(たの)しくなるはず」と話していました。

 

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