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【新聞わーくシート】漂着ごみ“見える化”実験  

■掲載(けいさい) 6月13日かが白山面(はくさんめん)

■監修(かんしゅう) 松坂浩一郎(まつざかこういちろう=NIE(エヌアイイー)コーディネーター) 

 石川県加賀市内(いしかわけんかがしない)で、川(かわ)に投(な)げ入れたごみが、どこに流(なが)れ着(つ)くのかを実験(じっけん)するプロジェクトがありました。子どもたちに自然環境(しぜんかんきょう)の大切(たいせつ)さを知(し)ってもらいたいそうです。

参考(さんこう)の記事(きじ) 

川(かわ)に投(な)げ入(い)れた浮(う)きの動(うご)きを見守(みまも)る児童(じどう)たち=石川県加賀市動橋町(いしかわけんかがしいぶりはしまち)で

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 ごみに見立(みた)てた浮(うわ)きを川(かわ)から流(なが)しどこに流(ながれ)れ着(つ)くかを実験(じっけん)するプロジェクトが、加賀市内(かがしない)で始(はじ)まった。企画(きかく)したのは、学生目線(がくせいめせん)で市(し)の地域課題(ちいきかだい)に挑(いど)む「プラスカガ」メンバーで、九州大工学部(きゅうしゅうだいこうがくぶ)三年の石本大歩(いしもとだいほ)さん(21)。地元住民(じもとじゅうみん)と協力(きょうりょく)し「子どもたちが身近(みぢか)な自然環境(しぜんかんきょう)の大切(たいせつ)さに気付(きづ)くきっかけになれば」と思(おも)い描(えが)く。

 (六月)十二日午後(ごご)、同市動橋(どうしいぶりはし)小学校四年生三十七人が、学校近(ちか)くの動橋川に四十個(こ)の浮きを投(な)げ入れた。川は下流(かりゅう)で柴山潟(しばやまがた)につながっており、浮きは流れ込(こ)むと予測(よそく)した。前日(ぜんじつ)の十一日には同市分校(ぶんぎょう)小学校児童(じどう)も別(べつ)の川から二十個流した。石本さんは児童に見送(みおく)られながらゴムボートで浮きを追(お)った。

 石本さんは「プラスカガ」の三期生(きせい)。昨年(さくねん)八月に初(はじ)めて市を訪(おとず)れ、各地(かくち)を見て回(まわ)る中で、柴山潟の河口(かこう)にごみがたまっていることが気になった。清掃(せいそう)しても、どこからか流れ着いて、たまってしまうという悩(なや)みを地元住民から聞(き)いた。ならば、「ごみの“見(み)える化(か)”を」と発案(はつあん)。福岡県(ふくおかけん)から何度(なんど)も加賀市に通(かよ)い、準備(じゅんび)を進(すす)めてきた。

 大分県豊後大野市出身(おおいたけんぶんごおおのししゅっしん)の石本さん。人口(じんこう)三万(まん)五千(せん)人の古里(ふるさと)は、加賀市と同(おな)じように人口減少(げんしょう)に直面(ちょくめん)する。「海(うみ)に山に湖(みずうみ)。温泉(おんせん)も祭(まつ)りもあって魅力(みりょく)がいっぱい」と加賀市をうらやむ。一方(いっぽう)で「外(そと)の目線」でまちを眺(なが)める経験(けいけん)は、「山以外(いがい)、何もない」と思っていた古里を見つめ直(なお)すきっかけになった。「何でもないと思った祭りにも目が向(む)くようになった」と語(かた)る。

 そんな石本さんを、プラスカガのサポーターたちはうれしい気持(きも)ちで支(ささ)える。一緒(いっしょ)にプロジェクトを進める山口美幸(やまぐちみゆき)さん(60)は「石本さんの提案(ていあん)があったから、川と潟(かた)、海に関(かか)わる人たちがつながり、一緒に学(まな)ぶことができる」と話(はな)す。

   ◇

 浮きは十六日に柴山潟の清掃活動(かつどう)で回収(かいしゅう)した。分析結果(ぶんせきけっか)はその後(ご)の各(かく)小学校の授業(じゅぎょう)で生(い)かされる。

〜小学校中学年以上(いじょう)〜

 ごみがどこから流(なが)れてくるかを調(しら)べるプロジェクトを通(とお)して、自然環境(しぜんかんきょう)の大切(たいせつ)さを知(し)ろう。

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 「このニュース面白(おもしろ)いな」「もっと多くの人に知ってほしい」−。そんなふうに感(かん)じる記事(きじ)を見つけたら、わーくシートにしてみませんか。

 ポイントは(1)必(かなら)ず、記事や写真(しゃしん)に答えやヒントがあるものを選(えら)ぶ(2)選択肢(せんたくし)には必ず正解(せいかい)を一つ入れ、ほかの二つは明らかに間違(まちが)っていたり、間違いやすかったりする答えを記す(3)場所(ばしょ)を知ってほしいときは、地図を活用する−の3点。

 あて先は解答(かいとう)の送(おく)り先と同じ。採用(さいよう)された場合(ばあい)、図書カードを差(さ)し上げます。

■解答(かいとう) 基本問題(きほんもんだい)(1)b (2)c (3)a ▽発展(はってん)問題(1)b (2)a ▽6月23日の発展(はってん)問題の答(こた)えは[新潟県(にいがたけん)、長野(ながの)県、石川(いしかわ)県]です。

■発展問題(はってんもんだい)(3)は答(こた)えを募集(ぼしゅう)します。はがきに住所(じゅうしょ)、氏名(しめい)、郵便番号(ゆうびんばんごう)、学校、学年、電話(でんわ)番号、掲載日(けいさいび)を書(か)き、〒920 8573(住所不要(ふよう)) 北陸(ほくりく)中日新聞報道部NIE係(ほうどうぶエヌアイイーがかり)に送(おく)ってください。締(し)め切(き)りは7月13日必着(ひっちゃく)。正解者(せいかいしゃ)の中から2人に図書(としょ)カードを差(さ)し上げます。

 

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