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【新聞わーくシート】オキナグサ 地域の宝

赤紫色(あかむらさきいろ)のかれんな花(はな)を咲(さ)かせたオキナグサ=石川県白山市(いしかわけんはくさんし)の白山(はくさん)ろくテーマパーク吉岡園地(よしおかえんち)で

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 石川県内(いしかわけんない)の限(かぎ)られた地域(ちいき)だけに生息(せいそく)する「オキナグサ」はどんな植物(しょくぶつ)でしょうか。保護活動(ほごかつどう)についても、調(しら)べてみましょう。

 ■掲載(けいさい) 4月5日かが白山面(はくさんめん)

参考(さんこう)の記事(きじ)

 県(けん)のレッドデータブックで絶滅危惧I類(ぜつめつきぐいちるい)に指定(してい)される「オキナグサ」を守(まも)ろうと、県白山自然保護(はくさんしぜんほご)センターなどが生息地(せいそくち)をパトロールして、盗掘防止(とうくつぼうし)を呼(よ)び掛(か)けている。白山市河内町(しかわちまち)の白山(はくさん)ろくテーマパーク吉岡園地(よしおかえんち)ではオキナグサを園地に植栽(しょくさい)し、開花状況(かいかじょうきょう)や特徴(とくちょう)などを紹介(しょうかい)する展示(てんじ)も行(おこな)っている。

 オキナグサはキンポウゲ科(か)の多年草(たねんそう)で、赤紫色(あかむらさきいろ)のかれんな花を咲(さ)かせる。種(たね)から出る白くて長(なが)い綿毛(わたげ)が老人(ろうじん)の銀髪(ぎんぱつ)に似(に)ていることが名前(なまえ)の由来(ゆらい)とされる。県内(けんない)では加賀地域(かがちいき)の限(かぎ)られた場所(ばしょ)にしか生息していない。

 二〇〇六年に県の希少野生動植物(きしょうやせいどうしょくぶつ)に指定され、採取(さいしゅ)や所持(しょじ)、譲渡(じょうと)は県条例(じょうれい)で禁止(きんし)された。無許可(むきょか)で採取した場合(ばあい)は一年以下(いか)の懲役(ちょうえき)、もしくは五十万(まん)円以下の罰金(ばっきん)が科せられるが、過去(かこ)には無許可で採取された被害(ひがい)が確認(かくにん)されている。

 同(どう)センターは毎年調査(まいとしちょうさ)を行い、生息地や個体数(こたいすう)を確認している。昨年(さくねん)の同センターの調査で確認されたのは、約(やく)百五十本だった。パトロールは同センターと白山市が現地(げんち)をパトロールするほか、警察(けいさつ)も適宜巡回(てきぎじゅんかい)。生息地に看板(かんばん)を設置(せっち)するほか、付近(ふきん)の住民(じゅうみん)にチラシを配布(はいふ)して盗掘防止への協力(きょうりょく)を要請(ようせい)している。

 保護活動(かつどう)を多(おお)くの人たちに知(し)ってもらおうと、吉岡園地内(ない)に植栽されたオキナグサは現在(げんざい)(四月上旬(じょうじゅん))、見ごろを迎(むか)えている。同センターによると、四月下旬(げじゅん)まで楽(たの)しめるという。

 同センターの担当者(たんとうしゃ)は「希少なオキナグサを地域の宝(たから)として今後(こんご)も守っていきたい」と話(はな)している。

 ■監修(かんしゅう) 松坂浩一郎(まつざかこういちろう)(NIE(エヌアイイー)コーディネーター)

記事を読んで考えよう(基本問題)

(1)レッドデータブックには何(なに)が書(か)かれていますか。次の(  )に当(あ)てはまる言葉(ことば)を選(えら)びましょう。

  (  )のある野生生物(やせいせいぶつ)をリストにして、その分布(ぶんぷ)や生息状況(せいそくじょうきょう)を説明(せつめい)した資料(しりょう)

 a 急増(きゅうぞう)する可能性(かのうせい)

 b 食(た)べると中毒(ちゅうどく)になる恐(おそ)れ

 c 絶滅(ぜつめつ)の恐れ

(2)オキナグサは何科(か)の植物(しょくぶつ)ですか。

 a キンポウゲ科

 b バラ科  c イネ科

(3)オキナグサは石川県内(いしかわけんない)のどの地域(ちいき)に分布していますか。

 a 能登(のと)地域の海沿(うみぞ)い

 b 加賀(かが)地域の限(かぎ)られた地域に分布

 c 県内全域(ぜんいき)に分布

発展問題にチャレンジ

(1)石川県白山自然保護(いしかわけんはくさんしぜんほご)センターが行(おこな)っている調査(ちょうさ)で、昨年確認(さくねんかくにん)されたオキナグサは何(なん)本ですか。

 a 150本  b 1500本

 c 50万(まん)本

(2)石川県の条例(じょうれい)で採取(さいしゅ)や所持(しょじ)、譲渡(じょうと)が禁止(きんし)されたのはいつですか。

 a 平成(へいせい)10年(ねん)  b 平成18年

 c 平成26年

(3)白山ろくテーマパーク吉岡園地(よしおかえんち)にオキナグサを植栽(しょくさい)したのは何のためですか。

 a 増(ふ)やして地域(ちいき)の人に分(わ)けるため

 b 別(べつ)の色(いろ)の花を咲(さ)かせる研究(けんきゅう)のため

 c 盗掘防止(とうくつぼうし)を呼(よ)び掛(か)け、保護活動(ほごかつどう)を知(し)ってもらうため

小学校中学年以上(いじょう)

 キンポウゲ科(か)の多年草(たねんそう)、オキナグサの保護活動(ほごかつどう)について知(し)ろう。

 発展問題(3)は答(こた)えを募集(ぼしゅう)します。はがきに住所(じゅうしょ)、氏名(しめい)、郵便番号(ゆうびんばんごう)、学校、学年、電話(でんわ)番号、掲載日(けいさいび)を書(か)き、〒920 8573(住所不要(ふよう)) 北陸(ほくりく)中日新聞報道部NIE係(ほうどうぶエヌアイイーがかり)に送(おく)ってください。締(し)め切(き)りは5月11日必着(ひっちゃく)。正解者(せいかいしゃ)の中から2人に図書(としょ)カードを差(さ)し上(あ)げます。

 ■解答(かいとう) 基本問題(きほんもんだい)(1)c (2)a (3)b ▽発展(はってん)問題(1)a (2)b 4月21日の発展問題(3)の答(こた)えはbです。

 

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