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【新聞わーくシート】農産物直売所を増築へ 地元で日用品買いやすく

増築(ぞうちく)され日用品売(にちようひんう)り場(ば)が設(もう)けられる神子(みこ)の里(さと)=石川県羽咋市神子原町(いしかわけんはくいしみこはらまち)で

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 石川県羽咋市内(いしかわけんはくいしない)の農産物直売所(のうさんぶつちょくばいしょ)に、日用品売(にちようひんう)り場(ば)が増築(ぞうちく)されます。背景(はいけい)には主(おも)に中山間地(ちゅうさんかんち)で増(ふ)えている「買(か)い物弱者(ものじゃくしゃ)」という問題(もんだい)があるようです。

 ■掲載(けいさい) 3月20日能登面(のとめん)

参考(さんこう)の記事(きじ)

 中山間地住民(ちゅうさんかんちじゅうみん)の買(か)い物弱者化(ものじゃくしゃか)を防(ふせ)ごうと、羽咋市(はくいし)は神子原町(みこはらまち)の農産物直売所(のうさんぶつちょくばいしょ)「神子(みこ)の里(さと)」を増築(ぞうちく)し、日用品売(にちようひんう)り場(ば)を設(もう)ける。公共交通(こうきょうこうつう)の現状(げんじょう)などを踏(ふ)まえ、将来的(しょうらいてき)に地区内(ちくない)で日常的(にちじょうてき)に必要(ひつよう)な生活(せいかつ)用品がそろう状況(じょうきょう)を目指(めざ)す。(三月)十九日に可決(かけつ)した二〇一九年度一般会計当初予算に設計費(せっけいひ)二百万(まん)円を盛(も)り込(こ)んだ。

 神子原地区は市の最東部(さいとうぶ)に位置(いち)する。最寄(もよ)りのスーパーまで、車なら十分ほどだが、起伏(きふく)が激(はげ)しく、徒歩(とほ)では厳(きび)しい。公共交通機関(きかん)は、市が一日(いちにち)二往復運行(おうふくうんこう)する地域循環(ちいきじゅんかん)バス「るんるんバス」しかない。また、地区内の日用品も一店舗(てんぽ)しかない。

 神子の里は、神子原小学校跡地(あとち)に、二〇〇七年七月に開業(かいぎょう)。邑知公民館(おうちこうみんかん)神子原分館(ぶんかん)が隣接(りんせつ)し、地区の中心地(ちゅうしんち)となっている。現在(げんざい)は、特産(とくさん)の「神子原米(まい)」を使(つか)った加工品(かこうひん)や飲料(いんりょう)、酒類(しゅるい)は販売(はんばい)するが、ティッシュや洗剤(せんざい)などの生活用品は取(と)り扱(あつか)っていない。

 現在ベンチが置(お)かれ、休憩(きゅうけい)スペースとなっている六十五平方(へいほう)メートルの部分(ぶぶん)を増築する。今後(こんご)は、見守(みまも)りを兼(か)ねた移動(いどう)販売車の導入(どうにゅう)も視野(しや)に入れ、日常生活が地区内で完結(かんけつ)できるようにする。

 市は、人口減少社会(じんこうげんしょうしゃかい)に備(そな)え、「コンパクトなまちづくり」を進(すす)める方針(ほうしん)だが、中山間地住民からは、懸念(けねん)の声(こえ)もあった。神子原町の六十代男性(だいだんせい)は「車の運転(うんてん)もできない人もおり、るんるんバスも本数(ほんすう)が限(かぎ)られている。ずっと地元(じもと)で住(す)めるということなら歓迎(かんげい)する。既存(きそん)の店(みせ)ともうまくやっていければ」と話(はな)した。

 ■監修(かんしゅう) 松坂浩一郎(まつざかこういちろう)(NIE(エヌアイイー)コーディネーター)

記事を読んで考えよう

(1)羽咋市神子原町(はくいしみこはらまち)で日用品売(にちようひんう)り場(ば)を増築(ぞうちく)する計画(けいかく)がある直売所(ちょくばいしょ)の名前(なまえ)は何(なに)ですか。

 a 羽咋の里(さと)  b 神子(みこ)の里

 c るんるんの里

(2)増築するのは何平方(へいほう)メートルですか。

 a 200  b 60

 c 65

(3)この地域(ちいき)の住民(じゅうみん)が日常(にちじょう)の買(か)い物(もの)に困(こま)らないように他(ほか)にも考(かんが)えられている策(さく)は何ですか。

 a 移動販売車(いどうはんばいしゃ)

 b ドローンによる配送(はいそう)

 c 買い物バスの増便(ぞうびん)

(4)「買い物弱者(じゃくしゃ)」の背景(はいけい)は次(つぎ)のように考えられます。(  )にあてはまる言葉(ことば)を後(うし)ろにある言葉から選(えら)び、解答順(かいとうじゅん)にアイウエを並(なら)べてみましょう。

 ・中山間地(ちゅうさんかんち)の農漁(のうぎょ)村で(a)が減(へ)って、経営(けいえい)が成(な)り立たなくなった商店(しょうてん)が廃業(はいぎょう)したり撤退(てったい)したりして、住民の買い物が難(むずか)しくなっている。

 ・(b)を利用(りよう)する人が増(ふ)え、町の中心(ちゅうしん)部でも商店が減っている。大都市(だいとし)に住(す)んでいても買い物に不便(ふべん)や苦痛(くつう)を感(かん)じている人がいる。

 ・地方(ちほう)では(c)中心の生活(せいかつ)スタイルで、買い物は郊外大型店(こうがいおおがたてん)が主流(しゅりゅう)となっている。(d)など車を運転(うんてん)しない人にとっては、交通手段(こうつうしゅだん)がなく買い物が難しくなっている。

 ア、高齢者(こうれいしゃ)  イ、人口(じんこう)

 ウ、自家用車(じかようしゃ)

 エ、郊外大型店

 解答 a=   b=   

    c=   d= 

小学校中学年以上(いじょう)

 「買(か)い物弱者(ものじゃくしゃ)」について考えてみよう。

 問題(もんだい)(4)は答(こた)えを募集(ぼしゅう)します。はがきに住所(じゅうしょ)、氏名(しめい)、郵便番号(ゆうびんばんごう)、学校、学年、電話(でんわ)番号、掲載日(けいさいび)を書(か)き、〒920 8573(住所不要(ふよう)) 北陸(ほくりく)中日新聞報道部NIE係(ほうどうぶエヌアイイーがかり)に送(おく)ってください。締(し)め切(き)りは4月20日必着(ひっちゃく)。正解者(せいかいしゃ)の中から2人に図書(としょ)カードを差(さ)し上げます。

 ■解答(かいとう) 問題(もんだい)(1)b (2)c (3)a ▽4月7日の発展(はってん)問題の答(こた)えはaです。 

 

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