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【始める】ヨガのすすめ(3) 若さ

下半身を強化するポーズを取る参加者たち。(左)は指導する河崎幾恵さん=金沢市内で

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自分の体を使う自分のために

 ヨガ教室には、健やかに年を重ねるお年寄りも多い。高齢となっても若々しく生活するアンチエイジングの秘訣(ひけつ)は何なのだろう。

 「筋肉はいくつからでもつきますから。いくつから始めても大丈夫です」

 インド政府の「ヨーガ検定」でレベル2の教師資格である河崎幾恵さん(68)=金沢市=は、参加者たちにそう呼び掛ける。

 「元気ですねってよくいわれるけど、私は自然体で生きています」。教室に三十年余り通い、今年七月に九十歳を迎える女性はほほ笑む。週一回の教室で実践し、思いついた際には自宅でも深い呼吸をし、ポーズを取る。「おなかから声を出したり、呼吸法がいいのかもしれません。自分の体は自分にしか分からない。気張らないでやってます」

 呼吸から始まり、少しずつ体を動かす。次第に体幹を使うポーズに移っていく。ポーズによっては、いすに座って実践する人もおり、一人一人の体の状態に合わせて自分のできる形で実践する。見た目の美しさ、アクロバティックなポーズは求められない。

 「ヨーガは人と競争するものではありません。必要以上に無理をしてポーズをしてはいけません。気持ち良く感じる程度の動きをしてください」。河崎さんの声が響く。

 体に負荷をかけて緊張を与えた後、筋肉を緩ませ、リラックスする。深い息をはきながらリラックスしている時の自分の体の反応をしっかりみる。リラックスする際に、女性ホルモンや成長ホルモンが出ると考えられているという。

 アンチエイジングのための特別なメニューはない。深い呼吸、呼吸に合わせて体幹を使う緊張のポーズ、その後のリラックスの姿勢。自分のために自分の体、筋肉を使うことを実感する。それが、若々しさにつながっているのだろう。

 河崎さんは日本ヨーガ療法学会の常任理事。金沢中日文化センター(金沢市武蔵町のめいてつ・エムザ)などで指導している。問い合わせは河崎さん=電076(244)7282=へ。 (文・沢井秀和)

 

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