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【始める】グラウンドゴルフのすすめ(9) 障害者もプレー

石川県障害者スポーツ協会大会で競技を楽しむ参加者=9月

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 九月に石川県かほく市高松グラウンド・ゴルフ場で開催された県障害者スポーツ協会グラウンドゴルフ大会。団体で五位に入賞したかほく市Aのメンバー、脇山与美子さん(70)=同市箕打=は女子個人でも六位に入った。「グラウンドゴルフは外に出たり、友だちができるきっかけになっている」と言い切る。

ほどよい強度 リハビリにも

 団体の上位六チームは十月に金沢市であった福祉中央大会に出場し、健常者とともにプレーした。「(福祉中央大会には)ことしは都合でプレーできなかったけど、何回か出場したことはあるよ」

日々、グラウンドゴルフを楽しんでいる脇山与美子さん=いずれも石川県かほく市の高松グラウンド・ゴルフ場で

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 子どものころに両足の股関節を脱臼。運動会には出たことはなく、遠足も不参加だった。十年前に手術を受け、今は人工の股関節が入っている。グラウンドゴルフとの出会いはその後。夫の仁士さん(74)がやっていたこともあり、知人たちに誘われた。現在では週四、五回、高松グラウンド・ゴルフ場で知人たちとプレーを楽しんでいる。

 「障害者は私だけ、あとはみんな健常者。さっさと歩くことができないし、最初は続けるのは無理かなと思ったけど、みんな私が(プレー地点に到着するのを)待っとってくれる。普段の練習が楽しい。笑ったり、愚痴を言ったり」

 県障害者スポーツ協会の山田圭一事務局次長は「グラウンドゴルフは障害のあるなしに関わらず楽しむことができる。福祉中央大会では障害者チームが優勝したこともある」と話す。脳卒中のリハビリに励んでいる人たちもグラウンドゴルフに興じている。県脳卒中リハビリテーション協会の黒崎宰作事務局長は「運動の強度がちょうどいい。プレーしているとやっぱりポストに入れたいという思いも出て競技が盛り上がる」と指摘する。

 脇山さんは「やってみたいと思いながら家にいる障害者の皆さんも多いはず。そんな人たちをサポートしてくれる人たちがさらに増えてくれれば」と願っている。 (島崎勝弘、写真も)

 

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