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【着こなす】山本記者 芸術家?探偵?個性出た

▼ジャケット/UNUSED 1万2990円▼シャツ/HOMIS 8990円▼帽子/1990円▼サングラス /1990円▼スニーカー/Yeezy BOOST750 8万円

写真

 十月となり、心が落ち着く季節を迎えた。お気に入りの黒や紺色系統のジャケット、シャツといった渋いいでたちで紅葉を楽しみ、美術館を巡り、おいしい食事も味わう。今秋の「大人の休日」はこれでいこう。

 今回、どのように変身するのか緊張と期待が入り交じりながら、金沢市竪町の古着店「Don Don Down on Wednesday 金沢竪町店」を訪れた。「若者の街・竪町」に来たのは八年ぶりだが、おしゃれな店に入ったことはない。

 いつも行く紳士服店と雰囲気は全然違う。越野智也店長(33)は「秋の色でいきましょう」とコーディネート。アースカラー(土や植物など自然物をイメージした茶色)のロングジャケット、オレンジ色のシャツ、迷彩柄の帽子、フレームが白色でレンズは薄茶色のサングラス、高価な茶色のスニーカー。そしてパンツは、なんと自前の青色のジーンズが採用された。

 写真記者は「芸術家、業界人ですね」と、よく分からない褒め言葉。鏡に映った自分は、どうしても「怪しいオヤジ」にしか見えなかった。

 深夜、帰宅し写真を眺めていると、静寂に包まれた部屋につれあいの笑い声が響き渡った。「何それ。ハッハー、アー、苦しい。息ができない」

 「笑いすぎだ」と声をかけてみるが、箸が転がり落ちただけでもおかしくて笑いころげる思春期の娘のようになっている。ようやく落ち着いたつれあいが「深夜のテレビドラマに登場する探偵みたい」。主人公は似合っていたのかと確認すると、「個性的ね」と返してきた。複雑な心境に陥った。

 ふと越野店長が「よさげ(よさそうな感じ)ですよ」と話していたことが頭をよぎった。そうだ、今までにない自分が表現できた、いいチャレンジだったと、妙に納得している自分がいた。 (山本義久)

 

 

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