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北陸経済ニュース

スギ薬局 金沢1号店開業 石川県庁前 月内さらに2店予定

24年までに北陸100店計画

(上)23日にオープンしたスギ薬局石川県庁前店(下)車いすや可動式ベッドなど介護用品が充実している売り場=いずれも金沢市藤江北で

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 ドラッグストアを展開するスギ薬局(愛知県大府市)は二十三日、金沢市内で一号店となる石川県庁前店(藤江北四)を開業した。健康や介護に関する相談窓口があり、北陸地方の中核店に位置付けている。市内ではこのほか三十日にタテマチ店(竪町)と金沢昭和町店(昭和町)を開業させ、二〇二四年二月までに北陸三県の店舗数を百店に増やす計画だ。(阿部竹虎)

 スギ薬局は東海や関東、関西地方を中心に千百四十五店(昨年十一月現在)を展開している。石川県内は昨年十月に小松市へ初進出し、十一月に野々市市でも開業。福井県には八店あるほか、今後は富山県にも出店する。

 石川県庁前店の売り場面積は約千十平方メートル。店の入り口近くに血圧や血管年齢、脳年齢、握力などが測定できる機器を設置した。結果を踏まえて管理栄養士や薬剤師から無料のカウンセリングが受けられる。愛知県外の店舗では初となる「介護ステーション」もあり、車いすや電動ベッドの販売、貸し出しを行う。

 開業初日は大勢の客でにぎわい、レジに向かって会計を待つ七十人ほどの列ができた。卵や野菜、日用品を買った金沢市の辻和宏さん(63)は「店内は明るくて広く、冷凍食品類も充実していた」と話した。

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 タテマチ店は商業施設「ココット金沢」の一階に入り、売り場面積約二百八十平方メートル。金沢昭和町店は同七百六十平方メートルある。スギ薬局の担当者は「さらに北陸地方への出店を加速していく。需要のある食品類を中心に、健康、美容分野の商品も強化する」と話している。

ドラッグストア混戦 北陸3県

迎え撃つアオキ 大手相次ぎ進出

 北陸地方では、大手ドラッグストアの出店が相次ぎ「混戦模様」になりつつある。

 西日本を中心に約1000店を展開する「ドラッグコスモス」のコスモス薬品(福岡市)は、北陸地方を東日本進出の足掛かりととらえる。すでに石川に4店、富山に3店を出しており、今夏も金沢市内で開業計画がある。2021年5月期は全国で年間100店の出店目標があり、北陸のほか東海地方への展開を強化する。

 ゲンキードラッグストアーズ(福井県坂井市)は石川に27店ある。今後も、すでに計画がある七尾市など能登地方への出店に力を入れる。

 石川県の地場大手クスリのアオキホールディングス(同県白山市)は昨年11月までの半年間で石川に5店、富山に3店、福井に1店を出すとともに、全国で多店舗展開を進めている。昨年11月に585店だった全国の店舗数は、5月には630店に増える見込み。青木宏憲社長は「競合店が続々と入り込んでいるが、当社も攻めていく」と対抗姿勢を示している。

 

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