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北陸経済ニュース工芸家の作品 ホテルで展示販売 金沢で来月から試み 支配人らが品定め
金沢市内の工芸家が手掛けた作品の販路拡大を図る金沢クラフトビジネス創造機構(同市)は、市内の都市型ホテルでつくる金沢ホテル懇話会と連携し、作品をホテル内で展示、販売する試みを来月から順次始める。それに先立って十三日、七つのホテルの支配人らが作品を鑑賞し、展示作品を選ぶ内覧会が市内であった。 機構はホテルに作品を貸し出し、ホテルは対価として支援金を支払う。支援金は展示作品を手掛けた若手作家らの活動資金に活用される。半年で二作品ずつ、一年間で四作品借りた場合の支援金は三万五千円で、借りる点数に応じて額が大きくなる。宿泊客が作品の購入を希望する場合は、機構が仲介役となって作家に橋渡しする。機構はホテルに宿泊した外国人観光客らに作品を目に留めてもらい、需要を広げる狙いだ。 金沢東急ホテルの遠藤健司総支配人は「ホテル内で金沢の新しい文化を表現できそうだ」と期待していた。 (阿部竹虎) PR情報
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