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北陸経済ニュース

軌道緑化技術で環境大臣賞 小松マテーレなど

「グリーンビズ」による緑化が施された都電荒川線の軌道=小松マテーレ提供

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都市緑化機構コンクール

 化学素材メーカーの小松マテーレ(石川県能美市)が開発した緑化材「グリーンビズ」を用いた東京都内の路面電車での軌道緑化技術が、都市緑化機構(東京)の主催する「屋上・壁面緑化技術コンクール」で最高賞の環境大臣賞を受賞した。

 同社は施工・設計を担ったトーケン(金沢市)、未来緑化(東京)とともに都電荒川線の荒川車庫前停留場付近の軌道敷内百二十平方メートルで、実証実験として緑化を実施した。保水性の高いグリーンビズに園芸植物としても知られるセダムを植栽することで、水やりの必要がない管理が可能になった。二〇一六年二月に完成した。

 小松マテーレによると、国内の軌道緑化の多くは芝生だが、このシステムを採用することで保守作業の軽減とともに季節に応じて彩りが変化するセダムの景観を楽しむことができる。コンクールでは生物多様性や環境への配慮の視点から高い技術水準が評価された。

 グリーンビズは染色工場の排水処理過程で発生する余剰汚泥をケイソウ土や粘土と混ぜ合わせ、高熱で焼成してできる発泡セラミック素材。断熱性や通気性などに優れており、小松マテーレが〇九年から販売している。 (中平雄大)

 

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