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コラム記者@

革命的

 昨夏、陸上男子短距離の桐生祥秀選手が試合で履いたシューズが陸上界で「革命的」と話題となった。従来のスパイクは靴底に金属製のピンがあるが、アシックス(神戸市)は「ピンが地面に刺さって抜ける時間がロスになる」と考え、ピンなしのスパイクを開発した。その靴底の素材に採用されたのが、カーテン製造のサンコロナ小田(石川県小松市)が開発した炭素繊維のシート材だ。

 得意の糸加工技術で「人がやらないことをやろう」と二十年ほど前に炭素繊維に着目。鉄よりも軽くて強く、複雑形状にも成形加工できる素材の開発に成功した。今後、さまざまな用途で活用が期待される。まずは五輪イヤーの今年、北陸企業の技術に足元から支えられた選手たちの活躍が楽しみだ。 (中平雄大)

 

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