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コラム記者@

空き家対策

 神奈川県茅ケ崎市にある古い空き家を改装した「子ども食堂」を訪ねたのは昨年のちょうど今頃。湘南地方の中心都市だが、郊外では「家余り」に悩む。奉仕活動に熱心な近くの開業医の尽力で三年前に開設された。協力の輪は広がり「遊びや勉強を教えてくれる人もいて、世代間交流の拠点になっている」。運営団体の七十代女性は食事を頬張る児童の姿に目を細めながら語った。

 人口減少で全国的に空き家は増加しており、北陸でも深刻だ。専門家は「国の対策が遅い」と法制度の改善を訴えていたものの、特効薬はない。ただ住民の気持ちをまとめるリーダーの存在さえあれば、地域に欠かせない施設として再生する道が見つかる。にぎわう子ども食堂の光景を見て、そう感じた。(瀬戸勝之)

 

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