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コラム記者@

負担

 消費税率引き上げ前の駆け込み需要が五年前の前回より低調だ。政府の需要平準化対策が一因だが、そもそも消費の力が落ちているとの指摘もある。北陸経済研究所(富山市)の研究員は、これまでの消費のけん引役だった高齢者の動向について「薬やサプリなどは買うが、ぜいたく品への物欲がなくなっている」と指摘する。年金や老後資金二千万円問題が背景にありそうだ。

 ポイント還元されるキャッシュレス決済も高齢者にはハードルが高い。高齢店主が営む食堂などの小さな店では導入をあきらめてしまう傾向もあり、廃業を余儀なくされる事態も出るだろう。これまでの引き上げより家計の負担感は少ないかもしれない。しかし少子高齢化の重みはずしりと増している。(中平雄大)

 

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