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コラム記者@

新たな日本酒ストーリー

 「地元の酒米と水を使うことで地域の土壌、歴史が感じられる日本酒が生まれると思うんです」

 石川県が開発した新しい酒米「石川酒68号」について取材をした際、「本当の地酒ができる」と熱弁した県内の酒蔵の担当者がいた。それは一人や二人ではなかった。

 欧州で日本酒を売り込むには、ワインに個性を与えるとして重視されるブドウの生育環境、気候などを指す「テロワール」を意識して地元産の原料に限定して醸造した方が受け入れられやすいと言われている。酒米の開発もその流れにある。

 輸出の話を抜きにしても、どんな酒米で、どこを流れた水が使われたのか。一杯から紡ぎ出される物語をつまみに、杯を傾けることができるのには心が躍る。(蓮野亜耶)

 

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