トップ > 北陸中日新聞から > コラム 風紋 > 記事

ここから本文

コラム 風紋

遠くて近い

 先日、金沢星稜大の授業で話す機会があった。演題は「なぜ、もめる?英国の欧州連合(EU)離脱」。心配したのは、遠くの出来事に興味を持ってもらえるか。

 光が当たらない人たちの話をした。豊かなロンドンに比べて貧しい北部は平均寿命が十歳短い、離脱投票の主役とされた白人男性らは単純な移民排斥ではない−。授業中に私語はないが、笑みもなかった。

 後から学生さんのリポートを見た。「知れば日本との共通点が見えてくる」「経済政策でも人が死ぬ。無関心はいけない」。ああ、伝わっていたんですね。十二日の英総選挙も注目を。(編集局次長・松井学)

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索