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コラム 風紋

 三十年前の十一月九日夜、突如開放され、十日に解体され始めたベルリンの壁。東西冷戦の象徴は三カ月たっても、かなり残っていた。

 統一ドイツになる前。ドイツ民主共和国(東ドイツ)から西ベルリンに抜けた検問所は薄暗く、天井の配管はむき出し。迷路のような通路を伝い出国した。街中では感じなかったが、重苦しさ、言い知れぬ怖さなのか。“東側”を肌で感じた。西ベルリンは一転、街全体が明るく驚いたほどだ。

 朝鮮半島では分断が続き、いまだにわれわれに影を落とす。冷戦の遺物はかなりやっかいだ。 (小松支局長・浅野宮宏)

 

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