トップ > 北陸中日新聞から > コラム 風紋 > 記事

ここから本文

コラム 風紋

自由学校

 金沢で、卒業生に会えるとは思わなかった。一九九二年、和歌山県の山村に開校した「きのくに子どもの村学園」。テストも通信簿もない、管理教育を拒否した自由学校だ。当時、現地を訪ねて高い理念に共感しながら記事を書いたが「どこまで理想を実践できるのか」という不安も感じた。

 杞憂(きゆう)だった。本紙連載のエッセー「菜の花の沖縄日記」を本にまとめた坂本菜の花さん(20)=石川県珠洲市=が先日の本社での講演後、卒業生だと教えてくれたからだ。彼女が発する言葉の力の源には、珠洲と沖縄だけでなく、和歌山もあることに気付いた。(報道部長・中村清)

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索