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コラム 風紋

流儀を守る店

 いつの頃からか、すし店で焼き物を頼むのが楽しみになった。先日、金沢市内のすし店で食したカマスの塩焼き。抜群の美味に幸せな気分になった。

 この店は、ノドグロとして高級魚になったアカムツを客に出さないという。「お客さんの負担にもなるし、年中ある魚。それよりも旬の魚を味わってもらいたいから」と店主は言う。店には店の流儀がある。それを味わうのも、また楽しい。

 繁盛する店がある一方、廃業する店も多い。商売の難しさかもしれないが、流儀を守る店は街の魅力だ。事業継承の手だてはないものかと思う。(編集局長・大場司)

 

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