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コラム 風紋

事実の重み

 三重県尾鷲市には、甚大な被害が出た過去二回の津波の高さを示す標識を貼った電柱がある。一つは一九四四年の昭和東南海地震時。もう一つは一八五四年の安政地震時のもので、二階建て民家の屋根の高さだ。事実に謙虚になるべきだと教えられる。

 十八日夜の地震で、石川県能登半島に津波注意報が出た。漁船の沖への避難の是非、車での避難による道路混雑、避難場所でない病院駐車場に避難者が殺到し救急医療に支障が出かねない懸念が生じるなど、課題も浮き彫りとなった。いずれも非常時に実際に起きたこと。重みを受け止めていきたい。(七尾支局長・室木泰彦)

 

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