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コラム 風紋

タイムカプセル

 埋めた場所を忘れてしまったらしい。福井市の小学校の卒業生がタイムカプセルを探している。三十八年前、未来の自分宛ての手紙を入れ、二〇〇一年に開けるはずがそのままに。来年の開校五十周年を前に有志が集い、校庭を三回発掘したが空振り。それでも「見つけるまで掘る」そうだ。

 四十数年前、「プロ野球選手か宇宙飛行士になる」と、幅のある夢を書いて埋めた記憶がある。その母校は廃校になってビルが建ちカプセルは行方知れず。残念な気がするが、職場の野球にも誘われず、星を見上げるだけのオジサンには、その方が幸せかもしれない。 (編集委員・大平達也)

 

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