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コラム 風紋

あの日からの…

 「この本は読んだほうがいい」。最近、ある書店店主が珍しく強く薦めてくれた一冊がある。「あの日からの或(あ)る日の絵とことば」(創元社)。「あの日」とは二〇一一年三月十一日のこと。被災地とのかかわりとは関係なく、三十二人の絵本作家らが「あの日」に何をし、それから何を思ったかを文と絵でつづる。「被災者とは言えない、でも何も被っていないとは言えない人々の物語」から「見えてくるものがある」と編集者は考えた。読むうち、あの日の自分を思い返す。そして今日は、あの日から地続きの一日なのだと、実は当たり前のことに気づかされる。 (文化担当・松岡等)

 

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