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コラム 風紋

明治の館

 江戸期に北前船の廻船(かいせん)問屋などで栄えた室木家が約百三十年前に建てた石川県七尾市の指定文化財「明治の館」を取材で訪ねた。同じ名字というだけで気になっていたが、当時の名工の先進技術と能登建築の粋は見応え十分。維持管理の苦労も感じた。

 先日、同市内の親の実家で親戚とその話をした際、周囲で空き家が増えたことが話題に。この実家をどうするかに話が及んだ。両親とも実家が能登で、建てた時代は明治とか。代替わりで明治の館は価値を高めたが、親の実家は老朽化の一途。この格差にため息が出るが、空き家問題はひとごとではない。 (七尾支局長・室木泰彦)

 

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