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コラム 風紋

幸せな記憶

 大和高岡店(富山県高岡市)をのぞいた。「平日は客より店員の方が多い」との揶揄(やゆ)は当たらず、物産展でにぎわっていた。

 百貨店業界の売上高は二〇〇八年にコンビニ業界に抜かれた。地方の百貨店は閉店が相次ぐ。高岡店の八月閉店も「遅かれ早かれ」と受け止めていた人が多く、周辺の飲食店主たちは至って冷静。中心市街地の誘客の磁石だったのは昔のことなのか。

 呉西生まれの五十代にとって、ビルは変わっても家族で出掛けた思い出が詰まった店。食堂に屋上遊戯場…。最近は月に一度も行かないくせに、同年代の店主と昔話に花が咲いた。 (高岡支局長・小畑一成)

 

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