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コラム 風紋

十七条憲法

 新元号「令和」の考案者とみられる国文学者中西進さんが、月刊誌潮の連載コラムで、「和を以(もつ)て貴しと為(な)し」で始まる十七条憲法を論じている。

 第一条の美しさは、秩序と議論のハーモニー(諧調(かいちょう))にある、と。聖徳太子が求めたのは「事を論(あげつら)ふに諧(かな)ふ」(事の議論が成熟する)こと。議論をするとは、仲間にハーモニーをつくり出すことだという。

 中西さんは令和の出典、万葉集を「令(うるわ)しく平和に生きる日本人の原点」と評した。令和の意に十七条憲法の諧調も込められているのではないか。出典はともかく語の意を大事にしたい。 (編集局長・大場司)

 

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