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コラム 風紋

憶良に聞け

 新元号の考案者ではと注目が集まる中西進さんに「悲しみは憶良に聞け」(光文社)という著書がある。作家柳美里さんのツイートで教えられた。中西さんはその著書で、万葉集を代表する歌人の一人・山上憶良が百済から渡来した「在日」の歌人だという説を唱えている。かつて対談で中西さんが、万葉集は半島からの移民の流入による文化交流の中で誕生したと語ったことに、柳さんは励まされたという。中西さんは憶良の「貧窮問答歌」が貧困をテーマにした日本初の文学だとも書いている。元号に思い入れはないが、万葉集は改めてひもといてみたくなる。(文化担当・松岡等)

 

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