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コラム 風紋

皇居の記憶

 桜と陽気に誘われ、一般公開された皇居・乾(いぬい)通りを歩いた。乾通りを歩くのは昭和天皇の病状取材以来。当時は入社四年目。金沢からの応援記者として、人の出入りを報告するだけの仕事だったが、覚えた門や橋の名称が懐かしくよみがえった。

 三の丸尚蔵館の特別展で、天皇陛下が婚約時に皇后さまに贈られたブローチが展示されていた。陛下が十九歳の時、訪問先のスペインで求めた品という。青年時代の宝物だったのだろうか。互いに交わされた展示の品々が心に残った。

 よく歩き、翌日、痛くなった足。歳月の流れを感じた。 (編集局長・大場司)

 

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