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北陸文化

テーマは「世界の音楽、広がる和」

「いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭」 主なプログラム

 来年春に金沢市を中心に開かれるクラシック音楽の祭典「いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭」の主なプログラムが決まった。東京五輪・パラリンピックの開催年であることにちなみテーマは「世界の音楽、広がる和」。四月二十八日から五月五日まで、世界五大陸から参加する音楽家が各国を代表する名曲を奏でる。

(左)エンルイス・モンテス・オリバー (中)山下洋輔 (右)沖沢のどか

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 注目は、南米ベネズエラで貧困層の子どもたちの非行防止にもつながるオーケストラ演奏を通じた社会教育「エル・システマ」の音楽家たちの参加。指揮者エンルイス・モンテス・オリバーは、ベトナム国立交響楽団、日本を代表するジャズピアニスト山下洋輔との共演でガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」などを演奏する。さまざまな障害のある人たちによるボーカル・アンサンブルグループ「ララ・ソロモス」のコンサートもある。

 欧州からはトスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団が出演する。ベートーベンの交響曲第五番、ブラームスの交響曲第一番、ドボルザークの交響曲第九番「新世界より」、イタリア・オペラの序曲集のコンサートなどを予定する。

 今年から始まった左手のピアニストによるコンサートも再び実施。オーディションで選ばれたオーストリア在住の児嶋顕一郎が広上淳一指揮のトスカニーニ・フィルとの共演でラベルの「左手のためのピアノ協奏曲」に挑む。今年、指揮者の登竜門であるブザンソン国際若手指揮者コンクールで優勝した沖沢のどかの出演も決定し、ベトナム国立響とベートーベンの交響曲第七番で共演する。

(左)ペペ・ロメロ (中)アレックス・ペンダ (右)藤田真央

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 ソリストでは、ギタリストのペペ・ロメロ、ソプラノのアレックス・ペンダ、トランペットのセルゲイ・ナカリャコフら世界的な演奏家や今年のチャイコフスキー国際コンクールで二位となった藤田真央らが参加。雅楽の東京楽所、ダンサー・振付師の勅使川原三郎の公演や宝生流能楽師・渡辺荀之助による能舞とクラシックの競演、ロシア民族アンサンブルなど民族音楽と舞踊のコンサートなどもある。

 恒例の北陸の市民オーケストラ、合唱団、吹奏楽団の演奏会、オーディションによるピアニストの演奏会など参加型プログラムも開催する。

 コンサートの日程など詳細は、音楽祭のウェブサイトで。チケットは今月十七日からウェブ先行販売し、一般販売は来年二月二十一日から。(敬称略、写真はいずれも音楽祭事務局提供)

 

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