JAバンクあいち ドームドッジ2019
2019年11月24日
ナゴヤドーム
<2>引っ越し先 赤い粒実る<< 出発進行TOPへ![]() 山元いちご農園のビニールハウス。イチゴ狩りに訪れた子どもがはしゃいでいた=宮城県山元町で 宮城県山元町の「山元いちご農園」。宮城ブランドのイチゴ「もういっこ」などが実る。ビニールハウスの横は常磐線の高架。縁あって隣り合わせになったのは、2011年春の東日本大震災後のことだ。 山元いちご農園は11年6月に誕生した。社長の岩佐隆さん(62)は震災前、約1.5キロ離れた海沿いでイチゴ園を営んでいたが、津波で流された。「ここで負けたら、だめだよな」。同様に被害にあった海沿いの他の2軒と一緒に内陸の土地を借り、再起を図った。
やはり津波にのまれた常磐線も、内陸に線路を敷き高架に。町の表玄関の山下駅は約1キロ移り、16年12月に列車が走り始めた。 山元いちご農園は広さ3・2ヘクタールで、東北最大規模だ。震災1年後には観光イチゴ狩りを始めた。山下駅から徒歩約15分。休日には列車で、家族連れなどが来てくれる。 岩佐さんは、もっと甘いイチゴを育てたいと思っている。「お客さんが『おいしいねえ』って食べてくれると、うれしいから」 文 ・池内 琢 JR常磐線 日暮里(東京都荒川区)と岩沼(宮城県岩沼市)を結ぶ343.1キロで、1898(明治31)年に全線開通。2011年3月の東日本大震災では福島、宮城両県内などの各地で不通になった。事故があった東京電力福島第一原発に近い広野(福島県広野町)−原ノ町(同県南相馬市)間では14年以降、区間ごとに順次、運転を再開したが、現在も富岡(同県富岡町)−浪江(同県浪江町)間が不通。2020年3月までの運転再開を目指す。 復興に向けて歩む人々の姿を追う 福島、宮城両県の常磐線(動画) 豊橋鉄道渥美線三陸鉄道JR越美北線あおなみ線高山線伊賀鉄道武豊線養老鉄道名鉄瀬戸線JR紀勢線えちぜん鉄道地下鉄東山線アルピコ交通上高地線名鉄三河線四日市あすなろう鉄道明知鉄道天竜浜名湖鉄道京阪京津・石山坂本線樽見鉄道名鉄尾西線JR常磐線近鉄山田線・鳥羽線・志摩線 |
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