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【大相撲】

関脇朝乃山が大関昇進かかる春場所開催が不透明な状況に複雑な心境吐露「どうなるんすかね?」

2020年2月27日 17時2分

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 大相撲春場所で大関とりに挑戦する関脇朝乃山(25)=高砂=が27日、大阪市東成区の時津風部屋に2日連続で出稽古し、前日は指名されなかった横綱鶴竜(34)=陸奥=に胸を借りて6番で全敗だった。立ち合いの修正など課題をつかんだ一方、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、場所開催が不透明な現状での心構えの難しさも認めた。

 全敗という結果で、立ち合いの大切さをたたき込まれた横綱との6番勝負。朝乃山は、鶴竜に低く踏み込まれて前に出る場面もほとんどなく、深く右を差されて土俵を割り続けた。

 「立ち合いで押されると、自分の形になれない。攻める気持ちは自分の持ち味で大事だけど、我慢する相撲も必要。稽古しかない」

 下を向くことはなかった。真っ正面からぶつかり、大関とりに向けた宿題を横綱から出してもらった。本場所で恩返しすればいい。

 

 ただ、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大阪の土俵に立てるかどうか結論は出ていない。稽古後には「場所はどうなるんですかね?」。揺れる思いから、自然とため息が出た。

 日々、朝乃山自身が「これ以上、感染が広がらないでほしい」と話すように、優先順位は理解している。一方で「皆さん(報道陣)がタオルを振ったりして、盛り上げて」と無茶振りしたように、声援のない静かな土俵はイメージできない。

 日本相撲協会は中止、無観客、通常開催を選択肢に3月1日に最終判断する。最後は「決まるまではしっかり、稽古を重ねます」ときっぱり。万全の備えで、心を整えていく。

 

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