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【大相撲】

貴景勝が遠藤35年ぶり横綱&大関総なめの偉業阻止「やる前から非常にまずいと思ってました。純粋に嫌だった」

2020年1月15日 21時8分

貴景勝(左)が突き落としで遠藤を下す

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◇大相撲初場所4日目(15日・両国国技館)

 大関の意地が紙一重で、2横綱1大関を倒した相手の勢いを上回った。貴景勝は立ち合いから遠藤を押し込むが、仕留めきれない。前まわしを取られ、左差しも許してズルズル後退。土俵際の苦しい体勢から、逆転の右突き落としで1敗を死守した。

 弓なりに反って踏ん張る瞬間は、古傷の右膝への負担も頭をよぎった。「ああいうのを続けていると、けがをしてしまう。良くない相撲」と反省の言葉を並べた一方、リスクを背負ってでも負けられない理由があった。

 「横綱、大関が4タテされるというのは、やる前から非常にまずいと思ってました。純粋に嫌だった」

 迎え撃った遠藤は、ここまで鶴竜、白鵬、豪栄道の順に連破。1985年名古屋場所で千代の富士、隆の里の両横綱と、朝潮、若嶋津、北天佑の3大関をなぎ倒した北尾(のち横綱双羽黒)以来、35年ぶりの平幕による横綱、大関総なめにリーチをかけていた。

 普段は自分の力を出し切ることを信条とする23歳にとっても、見過ごせない事態。「きょうみたいな気持ちになるのは珍しいけど、勝負の際の部分で生きたのかも」と最後のとりでとしての役割を果たし、かすかに充実感を漂わせた。

 

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