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【大相撲】

また横綱不在危機…鶴竜も連敗で休場示唆 陸奥親方「病院に行かせる」4日目にして3個目の金星配給

2020年1月15日 20時9分

妙義龍(奥)に押し出しで敗れ、3敗目を喫した鶴竜=両国国技館で(神代雅夫撮影)

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◇大相撲初場所4日目(15日・両国国技館)

 2日連続で金星を与えていた横綱白鵬(34)=宮城野=が、腰のけがなどで4日目から休場。一人横綱となった鶴竜(34)=陸奥=も西前頭筆頭の妙義龍(33)=境川=に押し出され、今場所3個目の金星配給で3敗目と両横綱が苦しんでいる。大関貴景勝(23)=千賀ノ浦=は遠藤を突き落として3勝目。大関豪栄道はようやく今場所初白星を挙げた。全勝は全て平幕の4人。

 あそこまで押していったなら…と、見ていた人なら思ったはずだ。鶴竜が立ち合いから攻勢に出た。なのに土俵際で急失速。妙義龍にあっという間に押し戻され、逆転負けだ。

 この日から白鵬が休場したばかり。横綱の責任を1人で背負うこととなったが、4日目にして2日連続で3個目の金星配給。「パワーが伝わってない」と自虐的な笑みを浮かべるしかなった。

 昨年名古屋場所で7場所ぶり6回目の優勝を飾った。ところが、直後の秋場所から2場所連続で途中休場。師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)が亡くなるなど、精神的にもつらいことが重なった。

 2人以上の横綱が1場所でいずれも2個以上の金星を配給したのは、平成以降で今回がわずか3例目だ。幕内優勝の褒賞金は30円で金星は10円。それを4000倍した4万円が毎場所の支給額に加わる。金星とはそれほど重みがあるものだ。

 3日連続の金星配給は昨年秋場所で自身が最後に記録。これも、優勝制度ができた1909年夏場所以降では18例しかない。

 5日目以降も出場するのか。相手は御嶽海。体重が先場所から5キロ減って156キロとなり「普通に体重が落ちすぎた。しっかり体をつくり直さないと。体重も戻して。原因が分かってるから」と分析はするが、「全然、相撲が取れてない。1つ勝ったのもたまたまです」と白旗ムード。師匠の陸奥親方(元大関霧島)も「あんまりよくない。あした病院に行かせる。またあした話す」と休場の可能性をにおわせた。

 横綱不在となれば、鶴竜と白鵬が途中休場した昨年秋場所以来。この2年間で、もう5場所目となる。世代交代の波を感じずにはいられない。

 

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