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【大相撲】

高安が豪栄道に黒星先行 左肘不安も婚約パワーで復調目指す 二所一門の連合稽古

2019年11月1日 16時13分

阿武咲(手前左)の押しをこらえる高安。奥は豪栄道

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 大相撲の二所ノ関一門の連合稽古が1日、福岡県大野城市の田子ノ浦部屋宿舎で始まり、かど番の大関高安(29)=田子ノ浦=は、大関豪栄道(33)=境川=に1勝9敗と苦戦するなど、いずれも幕内の友風と阿武咲との手合わせを含めて計8勝17敗だった。靱帯(じんたい)を痛め、秋場所全休の原因となった左肘は万全でないが「気持ちを高めていく」と、婚約パワーで立て直しを誓った。

 砂まみれになっても、歯を食いしばって1時間近く土俵に上がり続けた。前日10月31日にツーショット会見で婚約を発表した演歌歌手の杜このみ(30)が、必死の調整を見守ってくれた。稽古中とあって言葉を交わす場面はなかったが、熱い視線が大関のエネルギーになったのは間違いない。

 「納得できるまで稽古をしました。鍛え上げて不安を払拭(ふっしょく)したい。(婚約を発表して)たくさん激励してもらったので、力にしてやっていく」

 不安は一点だけ。厳重にテーピングとサポーターで固めた左肘だ。稽古中も顔をしかめて気にする場面が目立ち「(状態は)8、9割くらい。恐怖心もあるけど、初日までに全力で取れるようにしたい」と打ち明けた。番数を重ね、自信を回復する時間は十分にある。

 芝田山親方(元横綱大乃国)が「大関なんだから、痛いかゆいじゃなくて精神力一本」と指摘した気力面は、問題ない。「支え合って2倍の力で頑張りたい」と話す杜が、気持ちを奮い立たせてくれる。

 家族になる最愛の人のため、かど番脱出は通過点。「千秋楽まで優勝争いに絡めるようにやりたい」と、高安は力を込めた。

 

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