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【大相撲】

朝青龍のおい・豊昇龍が新十両 「おじさんより上に」目指すは横綱超え

2019年9月26日 紙面から

おじの元横綱朝青龍のパネルを手に笑顔の豊昇龍=茨城県つくばみらい市の立浪部屋で(岸本隆撮影)

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 日本相撲協会は25日、東京・両国国技館で大相撲九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)の番付編成会議を開き、元横綱朝青龍のおい、豊昇龍(20)=立浪=と琴手計改め琴勝峰(20)=佐渡ケ嶽=の新十両昇進を決めた。

 おじさんの言いつけを守り、おじさんを超える大横綱になる。見た目は朝青龍とそっくりだが、いたってまじめな豊昇龍は「おじさんのいったとこより上にいきたい」と、優勝25回を上回る目標を掲げてみせた。

 レスリングで日体大柏高へ留学。ところが、血は争えない。来日1カ月後に国技館で大相撲を観戦し相撲のとりこに。すぐに進路変更すると類いまれな身体能力で、わずかな相撲経験ながら3年生でインターハイ準優勝に輝いた。

 朝青龍は父親の弟。「子どものころから怖かった」というおじさんは今でも怖く、昇進の報告はできていない。おじさんのパネルも、怖い顔をしている方は「これはちょっと…」と見るのもつらそうなほど。来月上旬にモンゴルへ里帰りするので、「会ってから言いたい」という。

 苦しいときに、おじさんのアドバイスに助けられてきた。調子が悪いときは電話で「ものすごく怒られた。許さないぞって」と怖い思いをしたことは何度もあるが、そのたびに「応援してくれてる。気合が入った」。おじさんの10場所には及ばないが、初土俵から所要11場所はさすがといえるスピード昇進だ。

 お酒は? 「飲まないと思ってる。おじさんにほんと、言われたのはそれなんで」。朝青龍の過去を知る報道陣から少し笑いが起きると、「笑うとこじゃないです」とぴしゃり。好きな言葉は尊敬するおじさんに言われた「やるのは今しかない。今やらなくて、いつやるの」。新たな世代交代の波が、ここでも始まっている。 (岸本隆)

 

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