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【大相撲】

お相撲さんなのに、ご飯はいつも茶碗一膳半 異色の小食力士・炎鵬が見せた勝利への執念

2019年9月11日 20時21分

炎鵬(下)は浴びせ倒しで松鳳山に敗れる=両国国技館で(神代雅夫撮影)

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 168センチ、98キロの炎鵬はやっぱり小食だった。3連勝中だった秋場所3日目は、松鳳山に黒星を喫したものの、尻もちをつきそうなほど体勢をかがめて反り技を披露。浴びせ倒され体にベッタリ砂がついたが、小さな炎鵬が見せた勝利への執念は、場内の惜しみない拍手を誘った。敗れはしたものの、取組後は「力負けもしてない。スピードもある程度、通用した」と手応えもつかんだ一番だった。

 3連勝した前夜、師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)に誘われて、食事へ。熱いものが大の苦手の炎鵬が連れて行かれたのは鍋料理の店だった。「本人から、鍋は食べたくないって(笑)」(宮城野親方)。せっかくの鍋料理を前に、炎鵬はサイドメニューのすしをほお張ったようだ。関取といえば、部屋のちゃんこ料理で体を大きくするのは定番。それでも、炎鵬は苦手なものも多い。宮城野親方は「いつも茶わんに一膳半。肉も200、300グラム食べたらいい方じゃないかな」と食の細さを明かす。

 少子化や入門志願者の減少を受け、2001年から167センチ、67キロ以上を対象に二次検査を実施。12年夏場所からはそれが合格基準となった。炎鵬はこうした傾向の恩恵を受けて登場したが、いずれにせよ、関取最軽量の男が秋場所を大きく盛り上げていることは間違いない。

 

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