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【大相撲】

何よりうれしい懸賞ゲット! 逸ノ城、全勝白鵬に土つけた

2019年7月16日 紙面から

逸ノ城(左)が寄り切りで白鵬を破る=ドルフィンズアリーナで(浅井慶撮影)

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◇名古屋場所<9日目>

 (15日・ドルフィンズ アリーナ)

 横綱白鵬(34)=宮城野=が平幕逸ノ城(26)=湊=に寄り切られる波乱で初黒星を喫した。逸ノ城は8個目の金星。横綱鶴竜は平幕明生を冷静に寄り切り、9戦全勝で単独トップに立った。大関高安は正代に突き落とされ、2敗目。関脇御嶽海は小結阿炎の上手投げに屈して3敗目。関脇玉鷲は北勝富士に突き落とされて負け越した。

      ◇

 関取で最も重い227キロのパワーと圧力を生かし切り、逸ノ城が白鵬の連勝街道を断ち切った。立ち合いで左上手をガッチリ取り、右で前まわしも引いてじりじり前進。横綱が左上手を狙った瞬間に、右差しに切り替えて分厚い体も生かしてまわしを与えない。大事に大事に寄り切って6勝目。8個目の金星をもぎ取った。

 「今場所で一番良い相撲だった。一つの事だけ自信を持っていた。当たって踏み込んで、前に出る」。一つどころか、三つを完遂してみせた。

 春場所は西前頭4枚目で自己最多の14勝を挙げたが、全勝優勝した白鵬に挑む機会を与えられず、初の賜杯には手が届かなかった。上位総当たりの番付だったなら…。関脇経験者として、三役への思いは強い。今場所初めての座布団の舞にも「早く番付を上げて、また当たりたい」と、全く浮かれなかった。

 3大関の休場で巡ってきたチャンスを逃さなかった。春場所も当たりたかったかと問われ、自信ありげにニヤリ。直接対決は3勝12敗とまだまだ分は悪いが、白鵬キラーに名乗りを上げた。

 ひそかな悩みを吹き飛ばす一番にもなった。白星を先行させながら、この日までまさかの懸賞0本。横綱撃破で8本をゲットして「5番勝って一つもないなんて、ちょっとショックでした」といたずらっぽく笑った。

 ダイエットに励み、逆に低迷した時期もあったが体重は「気にしないです」。言葉通り横綱戦前には、名古屋グルメの横綱・名古屋コーチンのフルコースを満喫。10日目、鶴竜も勢いのままに平らげれば、三役復帰へこれ以上ない景気付けになる。 (志村拓)

 

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