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【大相撲】

貴景勝、きょう大関昇進伝達式

2019年3月27日 紙面から

笑顔で取材に応じる貴景勝=大阪府東大阪市の千賀ノ浦部屋宿舎で(志村拓撮影)

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 大相撲の関脇貴景勝(22)=千賀ノ浦=の大関昇進が27日、日本相撲協会の夏場所番付編成会議と臨時理事会を経て正式に決まる。昇進伝達式を控えた26日、大阪府東大阪市の千賀ノ浦部屋で取材に応じ、注目の口上の詳細は明かさずに「多少詰まっても、自分の考えを言えたらと思う」と自然体を強調した。

 ノーミスより内容重視で−。大関昇進伝達式を控える貴景勝が、春うららかな陽光に目を細めながら、笑顔も見せて晴れ舞台の見せ場となる口上への思いを語った。

 「決意を述べる場所。台本じゃないし、練習しまくるのもおかしい。多少詰まっても、自分の考えを言えたらと思う」

 そんな思いはどことなく、2場所に渡った大関とりの道筋と重なる。初場所千秋楽の豪栄道戦の黒星で1度は昇進が見送られ、春場所千秋楽では栃ノ心との“大関入れ替え戦”で完勝。苦い思い出と向き合い、成長と結果につなげた。

 注目される内容は周囲に相談せず自分自身で決めるという。とはいえ、過去の大関昇進時の口上は「やっぱり皆さん、深い意味がある。本当にいい言葉だと思う」と映像でしっかりチェック済みだ。

 例に挙げたのは四字熟語だった。琴奨菊の「万里一空(ばんりいっくう)」、貴ノ浪の「勇往邁進(ゆうおうまいしん)」、そして前師匠・元貴乃花親方の「不撓不屈(ふとうふくつ)」。たたき込まれた相撲道の継承を、誓う口上となる可能性もある。

 定番の熟語路線かと思いきや「四字熟語だけじゃないけど」と、けん制も忘れなかった。「いくつかの大事にしている言葉から」と選び抜くのも本人だけの特権。平成最後となる昇進の口上の瞬間から、大関貴景勝として堂々と歩み始める。 (志村拓)

 

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