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【大相撲】

貴景勝、口上に志の言葉 あす大関昇進伝達式

2019年3月26日 紙面から

一夜明け会見で、千賀ノ浦親方(右)と握手する貴景勝=大阪府東大阪市で(北村彰撮影)

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 大相撲春場所で10勝を挙げ、大関昇進を確実にした関脇貴景勝(22)=千賀ノ浦=が千秋楽から一夜明けた25日、大阪府東大阪市内で会見し、大関とりを目標に公言して闘い抜いた15日間を「優勝の時より、今回の経験の方が必ず今後に生きる」と振り返った。昇進は27日に正式に決まる。

 昨年九州場所の初優勝を上回るような充実感が、貴景勝を包み込んでいた。大関昇進を控える22歳は、師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)と並んで会見し、理由を穏やかに説明した。

 「今回は数字(2桁勝利)だったので。優勝の時は『その日』という感じだったのが、今回は『あと何番』で、後半に向けて気持ちが高まってきた。優勝の時より精神的にくるものがあったし、成長もできた。今回の経験の方が、必ず今後に生きると思う」

 初場所千秋楽の完敗で昇進が見送られ、今場所はこれまで「次」とぼやかして表現していた目標を「大関」と明言して再チャレンジだった。場所前から一挙手一投足に注目される状況を自らに課し、千秋楽はまたしても勝てば昇進の一番。かど番だった栃ノ心との“入れ替え戦”に完勝し、場所を通じての重圧を乗り越えた。

 大関昇進を確実にしたとはいえ、10勝5敗の星取りには満足していない。「平成最後の場所だけに、優勝を目指したけど実力不足」と自らばっさり。千秋楽後に続いて、この日も「さらに上を目指してやっていきたい」と、同じ意気込みの言葉を繰り返した。

 27日の昇進伝達式で注目される口上も「ある程度は決まっている。自分が志す言葉、救われてきた言葉を使いたい」と新たな地位へ、心構えは準備万端だ。夏場所は「全部勝つ気持ちで、いくだけです」。大関とりに続く有言実行を目指す。 (志村拓)

 

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