トップ > 中日スポーツ > スポーツ > 記事一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

[競歩]女子・岡田、日本選手権20キロ 6連覇で五輪代表

2020年2月17日 紙面から

女子20キロ競歩で東京五輪代表に決まった岡田=神戸市内で(広瀬美咲撮影)

写真

 東京五輪代表選考会を兼ねた陸上の日本選手権20キロ競歩は16日、神戸市六甲アイランド甲南大西側コースで行われ、女子は日本記録保持者の岡田久美子(28)=ビックカメラ=が1時間29分56秒で6連覇を果たし、東京五輪代表に決まった。男子は昨秋の世界選手権覇者で既に五輪代表を決めている山西利和(24)=愛知製鋼=が1時間17分36秒で初優勝。世界選手権6位の池田向希(21)=東洋大=は2位、6連覇を狙った高橋英輝(27)=富士通=は3位で、新たな代表は決まらなかった。

 女王は強かった。序盤から一人旅でレースを引っ張った岡田が、2位に3分19秒の大差をつけて圧勝。東京五輪の切符をつかみ、「無事にゴールできてホッとした」と笑みを浮かべた。リオデジャネイロ五輪を懸けた2016年は優勝したが、日本陸連の派遣設定記録を突破できず、その場で内定とはならなかった。今回は派遣設定記録をすでに突破していたため、その場で代表入りを決めた。

 日本の女子競歩界を引っ張ってきた岡田には、どん底の時期もあった。17年はけがや体調不良に泣いた。「東京五輪がなかったら、落ち込んでいたと思う」。自国開催の五輪を目指してひた向きに歩いた。日本の男子の活躍に刺激を受けた。今大会はけがで欠場となったが、世界選手権で7位入賞した20歳の藤井菜々子(エディオン)の存在も励みになった。

 昨秋の世界選手権で6位入賞。「東京五輪ではさらに上、メダルを目指したい」と話す岡田は、五輪前哨戦として5月の世界チーム選手権に出場予定。五輪前に日本記録更新を目指す女王は「メラメラきている。ぶちかましたい」と闘志を燃やした。 (広瀬美咲)

<岡田久美子(おかだ・くみこ)> 1991(平成3)年10月17日生まれ、埼玉県上尾市出身の28歳。158センチ、47キロ。埼玉・熊谷女高、立大出。ビックカメラ。初出場した2016年リオデジャネイロ五輪は16位。19年世界選手権で6位入賞。日本選手権は6連覇中。5000メートル、1万メートル、20キロの日本記録を持つ。

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ