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【スポーツ】

[自転車]17歳・中村輪夢、けが何の! BMXパーク 気合の空中走

2020年1月26日 紙面から

BMXフリースタイル・パークの予選で演技を披露する中村輪夢=愛知県常滑市の県国際展示場で(浅井慶撮影)

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◇キメラAサイド<決勝大会>

 都市型スポーツを同時開催する国際大会「キメラAサイド」(中日新聞社共催)の決勝大会が25日、愛知県常滑市の愛知県国際展示場で開幕して4種目の予選を行い、今夏の東京五輪で初採用される自転車BMXフリースタイル・パーク男子は、昨年のW杯年間王者、中村輪夢(りむ、17)=ウイングアーク1st=が120点中103点で予選をトップ通過した。同じく五輪初採用のスケートボード・ストリートでは、堀米雄斗(21)=XFLAG=が168点で首位通過。大会は26日に最終日を迎える。

 出場を決めたのは予選当日の朝だった。昨年のW杯で年間総合優勝を果たしたエースは、24日の公式練習で派手に転倒。「練習でクラッシュしたことはあまりなかった。だいぶテンションは下がっていた」。骨折などけがはなく大事に至らなかったが、ひじや腰を強打した。「朝起きた時は出るか五分五分だったが、練習して感覚は悪くなかったので…」。中村は痛み止めを服用し、ハンドルを握った。

 BMXフリースタイル・パークは東京五輪で追加となった都市型種目の一つ。競技用施設でさまざまな大きさのジャンプ台を利用した空中技などを競う。国内には専用施設も大会も少なく、中村は海外転戦を中心に力をつけた。それだけに、日本開催の大会は文字通り特別な舞台だった。

 「日本なので、自分が出て走りを見てほしいという思いでテンションを上げた」

 60秒間の自由演技「ラン」の2本目で、自転車を横に1回転させながらハンドルを4回転させる「360クワッドバースピン」を成功させ、得点を伸ばした。順当に予選通過を果たし、「決勝は今日より全然いい走りをするので、頑張ります」と笑顔を見せた。

 22日には地元・京都に所属先が、約4億円を投じた中村専用の競技施設がオープン。周囲の期待を力に変え、五輪へ弾みをつける。 

  (広瀬美咲)

<キメラAサイド> 都市型スポーツの国内初のリーグ戦で、2019年7月に開幕した賞金大会。東京五輪で採用されるスケートボードのストリート、自転車BMXパークのほか、BMXフラットランド、インラインスケートの4種目。今回の最終戦には、リーグ3戦の総合上位と国内外の招待選手が出場し、各種目の優勝賞金は1000万円。リーグ戦の優勝賞金は1戦ごとに各種目30万円で、全4大会の賞金総額は6108万円。

 

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