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【スポーツ】

ルーマニア仕込みのデンソー田代は変幻自在のバレーを展開する司令塔…東京五輪へ「絶対出たい」

2020年1月24日 19時57分

Vリーグ女子1部プレーオフ準決勝に向けて意気込む選手たち、田代は後列右から2人目

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 バレーボールのVリーグ女子1部プレーオフ準決勝を翌日に控えた24日、出場する監督、選手らが試合会場となる東京・国立代々木競技場で会見。18年の世界選手権で日本代表の司令塔を務めたセッター田代佳奈美(28)=デンソー=が、東京五輪開幕まであと半年となったこの日に決意を新たにした。

 「五輪に出る、出ないでは人生が変わる。本当にいい経験ができるので絶対に出たい。この先の長くないバレー人生の中で、東京五輪に出るチャンスがあることが奇跡。その奇跡を無駄にしたくない」と田代。前回のリオデジャネイロ五輪は控えとしてコートに立つことはできたが、「あっという間に終わった。何もせず終わってしまった」と悔いを残した。

 昨季はルーマニアのプロチーム、CSMブカレストに移籍。元女子日本代表コーチで、名参謀として評価されていたトルコ人のフェルハト・アクバシュ監督が指揮を執るチームだ。田代はアクバシュ監督を慕って、武者修行の地にルーマニアを選んだ。そこで課題だった速攻とバックアタックを駆使するトス回しに磨きをかけた。

 もともとアタッカーの気持ちを気にしすぎる性格。以前までは「いい状態で打たせてあげたいと考えて迷ってしまい、自分の戦略に自信が持てなかった」。だが自己主張の強いルーマニア人選手の中にいると、迷いが消えた。「みんなが打ちたい、打ちたいで。どこからトスを上げてもいいって言ってくれるので、無理やりじゃないけど、クイック(速攻)を使うことを覚えたというか。決まらなくても、使うことが大事なんだと思えた」

 今季から加入したデンソーでは、速攻やバックアタックを積極的に使う、変化自在のバレーを展開する。今季は25日の準決勝、26日の決勝・3位決定戦を残すのみ。「今まで積み上げてきたバレーを、全力で出したい」と田代。チームを初優勝に導き、東京五輪代表入りへ最後のアピールをする。

 

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