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【スポーツ】

[高校サッカー]久我山8発 圧勝快幕! 2人がハット、山下貴が令和1号+2発

2019年12月31日 紙面から

前半、先制ゴールを決める国学院久我山・山下貴(左から2人目)=駒沢陸上競技場で(戸田泰雅撮影)

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◇全国高校選手権<1回戦> 国学院久我山8−0前原

 サッカーの第98回全国高校選手権は30日、東京・駒沢陸上競技場で開会式を行い、開幕した。直後の開幕戦では国学院久我山(東京B)が8−0で前原(沖縄)に大勝。国学院久我山は3年生の山下貴之、山本航生(こうき)の両FWがともにハットトリックを記録した。開幕戦でのハットトリックは14大会ぶり史上2、3人目で、同じく開幕戦での2人達成は史上初の快挙だった。1チーム8得点も開幕戦では最多得点で、記録ずくめの勝利となった。 

 山下貴が8発快勝の呼び水となった先制点を含む3得点と大暴れ。14大会ぶりとなる開幕ハットトリックの離れ業を演じ、初戦突破の立役者の一人となった。

 背番号7が国学院久我山の攻撃に火をつけたのは開始6分。パスをさばき、「こぼれ球を狙おうと思っていた」と素早くエリア内へと進入。すると、そこにシュート性のパスが届き、足元に収めて右足を振ってゴールネットを揺らした。「運が良かった」という記念すべき、大会の「令和第1号」だった。

 試合当日の朝だった。自宅を先に出ようとする父・治男さんから「頑張って」と声を掛けられ、こう返した。

 「東京予選では活躍できなかったから、点取ってくるわ」

 父との約束を果たしたゴールで勢いに乗ると、前半11分にはゴール前のこぼれ球を押し込み、後半7分にはスルーパスに抜け出し、得意の左足で鮮やかにゴールを射抜いた。

 「中高では、初のハットトリック。だけど、自分だけのゴールじゃない。チームメートに感謝したい」

 日々の練習後に続けてきた、シュート練習。その成果が実った。

 「シュート練習は、毎日やってきた。でも、まだ1試合勝っただけ。優勝を狙えるチームだと思うので、この結果に勘違いせずに、残り5試合勝てるようにしたい」

 熱い冬は幕を開けたばかり。山下貴が最初で最後の選手権で、最高の思い出をつくる。 (馬場康平)

◆歴史は繰り返す…

 国学院久我山は第87回(08年度)大会でも3回戦でMF田辺(現J2福岡)、FW川久保の2人がハットトリックを記録し、7−1で勝って8強入りしている。対戦相手は那覇西で今回同様、沖縄勢という不思議な巡り合わせだった。

 

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