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【スポーツ】

[体操]世界王者も絶賛の才能! 18歳・橋本大輝が鳴らす新時代の鐘

2019年12月15日 紙面から

あん馬で優勝した橋本大輝(今泉慶太撮影)

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◇豊田国際体操<第1日>

 ▽第1日▽14日▽種目別▽男子=床運動、あん馬、つり輪、女子=跳馬、段違い平行棒▽参加11カ国、地域▽スカイホール豊田▽中日新聞社主催

 男子のあん馬は今秋の世界選手権の団体銅メダルメンバー、橋本大輝(18)=千葉・市船橋高=が15・033点で初優勝を果たした。床運動でも谷川翔(20)=順大=に次ぐ2位に入った。オープン参加の白井健三(23)=日体大院=が床運動でH難度の大技「シライ3」に1年ぶりに挑んで成功。2位相当の14・500点をマークした。

 新時代のエースがあん馬で躍動した。体操界では長身の164センチがより大きく見える。橋本が難度を示すDスコアで6・5点、出来栄えを示すEスコアも8・533点と7人中最高で文句なしの初優勝。それでも「あん馬で脚をぶつけたり擦ったりしてしまったのが反省点。6・5の構成を通しきれたのはよかった」と控えめに喜んだ。

 東京五輪代表入りへ、どうしても通したい構成だった。11月の個人総合スーパーファイナルを制し、代表入りに直接つながる来春のW杯シリーズの出場権も得たが、あん馬でE難度のアイヒホルン(横向き開脚旋回1回ひねり移動)は決められなかった。今大会のポイントとして、「W杯でやりたい構成をやること。国際試合でどれだけ評価されるか」と課題に挙げていた技、構成。そのアイヒホルンを決め、DスコアもEスコアも目標を達成した。

 若き才能には世界王者も一目置く。この日の全種目に出場した世界選手権個人総合、団体2冠のニキータ・ナゴルニー(ロシア)は「日本には才能のある若い、しかも才能を出し切っていない選手がいる。橋本選手はオールラウンダーで彼にも輝かしい未来が待っていると思う」と称賛した。

 15日の跳馬、鉄棒で1年を締めくくると、いよいよ五輪イヤーが待っている。代表切符が懸かるW杯シリーズへ「6・5を通しきり、旋回の質も評価された。(演技を)高めていってW杯ではもっと(高い)Eスコアを取りたい」と手応えを胸に飛躍を期する。 (川村庸介)

<橋本大輝(はしもと・だいき)> 2001(平成13)年8月7日生まれ、千葉県成田市出身の18歳。164センチ、54キロ。2人の兄の影響から6歳で佐原ジュニア体操クラブに入り、体操を始めた。10月の世界選手権では白井健三(13年、14年)以来、男子2人目となる高校生での日本代表入りを果たし、団体3位に貢献。種目別では鉄棒4位、あん馬9位。市船橋高3年。

 

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