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【スポーツ】

[体操]故障明けの白井健三が大技成功で復活「シライ3をやりにきた」

2019年12月14日 21時0分

男子床運動で「シライ3」を成功させる白井健三

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 種目別で争う体操の豊田国際競技会第1日は14日、愛知県の豊田市総合体育館で行われ、男子床運動は世界選手権代表の谷川翔(順大)が14・600点で制した。オープン参加で順位がつかない白井健三(日体大大学院)は、14・500点だった。

 度重なる故障、そして代表落ち。東京五輪を前に挫折を味わった白井は大技「シライ3」に復活を懸けた。「この大会には伸身リ・ジョンソン(後方伸身2回宙返り3回ひねり=シライ3)をやりにきた。そこに集中していた」

 最後の挑戦は1年前。練習でも満足にはできなかったが、何度も出場してきた豊田国際で感覚がよみがえった。大技を華麗に決め、最後は「シライ・グエン」(後方伸身宙返り4回ひねり)。「今季できなかったことを2つできた。来年へ向けてまだまだ戻していけると可能性を感じられた」と笑顔も戻った。

 2月に左足首、8月に左肩を痛めた。体操から離れた数カ月の間は、出場できなかった世界選手権の情報もシャットアウト。「週に3度陸上の400メートルを走った。足が強くなっているから大丈夫と思えるようになった」。全てがシライ3へと結実した。

 白井は「どうやれば点数を取れるか考えすぎていた。点数を取りに行くのは自分の体操じゃない。いいときの体操に戻し、点数はその後で考えればいい」。迷いを断ち切り、2020年へと目を向けた。

 

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