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【スポーツ】

[駅伝]学生長距離界の絶対エースが「花の2区」志願 東洋大・相沢晃「箱根をステップに東京五輪」

2019年12月14日 紙面から

応援メッセージが書かれた横断幕を手に笑顔の東洋大・相沢晃主将=東京都文京区の東洋大学白山キャンパスで(武藤健一撮影)

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 第96回東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)で6大会ぶりの王座奪還を目指す東洋大が13日、東京・白山キャンパスで壮行会を開催。前回4区で区間新記録を樹立し、今夏のユニバーシアードではハーフマラソンを制した学生長距離界のエース相沢晃(4年・学法石川)は“花の2区”での日本人最高記録更新を誓った。また、国学院大は2人の竜党ランナーがナゴヤドームでの始球式を夢見て箱根で激走する決意を示した。

 前回の箱根から出雲、全日本学生と三大駅伝で走るたびに区間記録を塗り替えてきた東洋大の絶対エースが集大成を見せる。相沢は「2区を走るのなら日本人最高記録はもちろん、モグスさんの記録に(近づくために)1秒でも削り出していきたい」とエース区間の2区(23・1キロ)での出場を志願した。

 区間記録は2009年にメクボ・モグス(山梨学院大)がマークした1時間6分4秒、日本人最高は前回大会の塩尻和也(順大)の1時間6分45秒。「大学2年のときに(1時間7分18秒で)走ってシミュレーションはできている。ラストがきついが、1時間6分30秒も見えてくるかなと」

 最終学年を迎えた今年は日本選手権で5000メートル(5位)、1万メートル(4位)ともに学生トップだった。「学生最強」として臨む最後の箱根を万全の状態で迎えるため、11月の八王子ロングディスタンスは欠場。「キャプテンとして、エースとして(箱根を)優先する気持ちが強く、負けたくない気持ちが強かった」と説明した。

 往路から高速ペースの展開を考えている酒井俊幸監督(43)は、起用区間は明言しなかったものの、「彼が走るところで貯金をつくりたい」と計算。相沢は「昨年までの先輩たちは三大駅伝で優勝していたが、僕たちの代はまだ無冠。後輩に優勝する姿を見せたい。自分も箱根をステップに東京五輪でトラックに出場することはもちろん、その先につながるシーズンにしていきたい」と意気込んだ。新春の箱根路で世界を目指す走りを見せる。(平野梓)

<相沢晃(あいざわ・あきら)> 1997(平成9)年7月18日生まれ、福島県須賀川市出身の22歳。178センチ、62キロ。学法石川高では全国高校駅伝3年連続出場。東洋大では2年時に箱根駅伝に初出場して区間3位。今季はユニバーシアード(7月、イタリア)のハーフマラソンで優勝、前回の箱根駅伝4区、出雲駅伝3区、全日本学生駅伝3区でいずれも区間新記録。トラック1万メートルの自己ベストは28分17秒81。

 

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