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【スポーツ】

[ショートトラック]W杯挑戦10年目での初メダル「やっと一歩踏み出せた」“五輪金”の先輩を追う渡辺啓太の挑戦は続く

2019年11月30日 23時15分

男子1500メートル決勝の1本目で3位となった渡辺啓太(右)

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◇30日 スピードスケート・ショートトラックW杯第3戦・名古屋大会第2日(名古屋市・日本ガイシアリーナ)

 スピードスケート・ショートトラックのW杯名古屋大会第2日が30日、名古屋市の日本ガイシアリーナで行われ、男子1500メートルで平昌五輪代表の渡辺啓太(27)=阪南大職=が3位となった。日本勢男子個人種目でのW杯表彰台は今季初で、昨年11月のカルガリー大会で吉永一貴(中京大)が優勝して以来。渡辺とともに決勝へ進んだ宮田将吾(16)=大阪・大商大高=は6位だった。

 積極策が功を奏した。渡辺は決勝の序盤で後方につけたが、レース中盤にペースアップしてからは集団の前で勝負。最後は韓国勢2人に及ばなかったものの、地元の歓声に後押しされ3位でゴールに飛び込んだ。W杯初の表彰台。銅メダルを首にかけられると、感慨深げな表情を隠せなかった。

 「18歳の時からW杯に出ていて『個人で(メダルを)取りたい』という思いがすごく強くて…。これでやっと一歩を踏み出せたのかなといううれしさはあります」。今大会男子最年長の日本代表は初挑戦から10年目でのメダル獲得に喜びを隠さなかった。ただ、韓国勢にワンツーフィニッシュを決められたとあって「うれしさ7割、悔しさ3割…」と振り返った。

 長い道のりだった。ソチ五輪代表を逃すと、フォームの改造に取り組んだ。平昌五輪前には自費で韓国に行ったこともある。さらに憧れている阪南大の先輩で1998年長野五輪金メダリスト・西谷岳文さんの自宅を訪れて、金メダルをかけてもらうイメージトレーニングも。だが、初出場となった平昌五輪では個人種目の最高が500メートルの16位と惨敗。悔しさを乗り越え、この日を迎えていた。

 「まだレースはあるんで」。1日は今大会2本目となる1500メートルが控えている。今度こそ最も輝く色のメダルを手に入れる。

 

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