トップ > 中日スポーツ > スポーツ > 記事一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

[柔道]崖っぷちから逆転五輪なるか…阿部一二三「ボクは勝ち続けるしかない」3連敗中丸山撃破のカギは

2019年11月20日 23時24分

打倒丸山へ最終調整に熱を入れる一二三(右)

写真

 東京五輪の代表選考に関わる柔道のグランドスラム(GS)大阪(22〜24日・丸善インテックアリーナ大阪)を前に、一騎打ちの代表争いを繰り広げる男子66キロ級の丸山城志郎(26)=ミキハウス=と阿部一二三(22)=日体大=の新旧世界王者が20日、当地で練習を公開。今大会で丸山が優勝した場合は代表に内定する可能性が高く、一二三は「勝つしかない」と崖っぷちからの逆襲に懸けている。

 畳の両端に分かれた一二三と丸山の間に、ピリピリとした無言の緊張感が走る。22日の決戦を見据えて先に練習を切り上げた丸山をよそに、一二三は最後まで残って得意の背負い投げの感触を確認。「ボクは勝ち続けるしかない。1回戦から全開でいきます」と鋭い眼光で語った。

 もう負けられない。昨年11月の前回大会を皮切りに、丸山には直接対決で3連敗中だ。3連覇を目指した今夏の世界選手権でも準決勝で壮絶な延長戦の末に惜敗。世界王者の肩書を丸山に奪われ、代表レースでも大きく後れを取ってしまった。

 光明はある。昨秋に右手首を痛め、今年6月には左足首を故障。世界選手権にはぶっつけ本番での出場だったが、今はコンディションへの不安がない。「世界選手権でも自分らしい柔道はできていたとは思うが、今回はケガもなく順調な調整ができた。もっとパワーが出せる」と言う。

 五輪切符をもぎ取るには、まずは今大会で丸山を破っての優勝が不可欠とみられる。「(丸山戦は)気持ちと気持ちのぶつかり合いになる」。追う立場になった一二三が、世界を席巻した強さを取り戻せるか。

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ