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【スポーツ】

[卓球]韓国撃破の伊藤美誠が示す”エースの責任” 「自分が勝ってこそ」

2019年11月10日 紙面から

女子準決勝の4戦目で韓国選手を破り、決勝進出を決めガッツポーズする伊藤美誠=東京体育館で(内山田正夫撮影)

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◇9日 卓球W杯団体戦女子1次リーグ(東京体育館)

 東京五輪のテスト大会を兼ねた卓球のW杯団体戦第4日は9日、東京体育館で準決勝を行い、女子の日本は3−1で韓国に逆転勝ちした。第1試合のダブルスを落としたが、その後のシングルスは伊藤美誠(19)=スターツ=の2勝を挙げる活躍などで3連勝。初優勝が懸かる10日の決勝は8連覇中の中国と対戦する。男子の日本は中国に0−3で完敗し、銅メダルが確定した。

 逆流を食い止め、韓国の超新星も沈めた。第1試合のダブルスを落とした日本の危機を救ったのは伊藤だ。大胆なメンバー変更で臨んだ宿敵に苦しみながらも、エースがシングルスで2勝をマーク。中国との頂上決戦にチームを押し上げた。

 第2試合で世界68位、韓国では3番手の伏兵・崔孝珠(チェ・ヒョジュ)の左腕から繰り出す強烈なフォアドライブに大苦戦。ただ、「自分のプレーをすれば大丈夫という自信があった」。1−2と追い込まれながらも逆転で1勝1敗のタイに戻した。

 エースの白星に平野美宇(日本生命)が続き、第4試合では再び伊藤が登場。韓国では天才少女と名高い15歳の申裕斌(シン・ユビン)に第1ゲームを先取される展開にも、「ちゃんと切り替えて、あまり考えずに自分から攻める展開をつくっていけた」と冷静に3ゲームを奪った。

 エースとしての起用に応えた伊藤は、今大会無敗。「自分の勝ちがあるからこそ、チームが勝てる。エースという意識より自分のことを考えて団体戦に臨んでいる」。決勝は世界のトップ選手が名を連ねる卓球界のドリームチームとの対決だ。「中国人選手は特別な存在じゃない。勝つことで自信をつけたいし、勝たないといけない」。東京五輪会場で行われている仮想五輪で強敵を倒し、世界一の称号を手に入れる。 (平野梓)

 

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