トップ > 中日スポーツ > スポーツ > 記事一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

せめて札幌のコース選定には現場の声を…瀬古リーダーが悲痛の訴え「われわれも無理を聞いたのだから」

2019年11月5日 21時43分

瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー

写真

 コース選定には現場の声をー。日本陸連は5日、東京都内で会見し、札幌移転が決まった東京五輪のマラソン、競歩について瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは「われわれも無理を聞いたのだから、今度は現場の誰かがコースをつくるときに中に入りたい」と訴えた。

 急転直下、頭ごなし、強権発動。国際オリンピック委員会(IOC)から一方的に決められた会場変更。瀬古リーダーは「腰が抜けた」と当初の心境を振り返り、「(IOCは)大きすぎてわれわれの意見を反映できなかった。下々の話を聞いていたら始まらない。IOCの前では瀬古利彦は無力だなと思う」と無念さをにじませた。

 ただ、強大な組織が相手でも立ち向かわなければならないこともある。変更ありきで何も決まっていない開催日時、コース。レースの根幹にかかわる部分について瀬古リーダーは「少しぐらいは(話し合いが)あってもいいのでは、という気持ち」とホスト国として無理難題をのまざるを得なかった立場から訴えた。

 現実問題として、コースや日時が決まらないことには強化戦略の立てようもない。「今年中には決めてほしい。不安を持って年を越すのではなく、気持ちよく年を越させてほしい」と瀬古リーダー。IOCという巨象にわずかながらでも抵抗を試みる。

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ