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【スポーツ】

問題はやはり開催地…札幌か東京か望まれる早期決着 川野が今季世界最高V 五輪ワンツー狙える‘’‘最強’競歩ニッポン

2019年10月27日 20時46分

自身の日本新記録を記したタイマーを指し笑顔を見せる川野

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 陸上の全日本50キロ競歩高畠大会は27日、山形県高畠町で行われ、川野将虎(21)=東洋大=が今季世界最高となる3時間36分45秒の日本新記録で優勝。日本陸連が設定した派遣標準記録(3時間45分0秒)をクリアし、東京五輪代表に決まった。従来の日本記録は世界選手権金メダルで五輪代表に内定した鈴木雄介が4月に出した3時間39分7秒だった。

 両手を突き上げてゴールテープを切ると、雄たけびを上げた。五輪切符をつかんだ川野は「高校で競歩を始めた時から五輪が目標だった。勝ちきることができて、自分に100点をあげてもいいと思う」と満面の笑みを浮かべた。

 17キロ過ぎにいったん抜け出したが、28キロ過ぎに丸尾に並ばれた。「追いつかれるのは想定していた。丸尾選手がスパートを何度もかけてきたが、勢いがなくなってきて今なら行けると思った」。42キロ過ぎに再び川野が仕掛けて勝負を決めた。

 東京五輪の競技開催地を巡り、競歩とマラソンには札幌案が浮上して混乱中。落ち着かない状況でも自分の歩きに徹した川野は「札幌になったとしてもベストを尽くすだけ。自分は暑さや風がある環境も得意。地力を上げれば、どのコースも対応できる」と冷静だ。

 高温高湿となったドーハ世界選手権で金メダルを獲得した鈴木に続く五輪内定。「金メダルを目指したい」と意気込む川野とのコンビはワンツーフィニッシュも狙える陣容になった。この日はスタート時の気温14度がほとんど上がらず、時に小雨が落ちる絶好の条件だった。札幌開催なら、川野のスピードが生きる。東京開催なら、対策を練る時間が必要。どちらであっても早期の開催地決定が選手たちを後押しする。

 

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