トップ > 中日スポーツ > スポーツ > 記事一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

カヌー羽根田卓也4大会連続の五輪代表 「誰にでもできることじゃない。東京で全てを」

2019年10月20日 21時15分

男子カナディアンシングルで五輪出場を決めた羽根田卓也=カヌー・スラロームセンターで(潟沼義樹撮影)

写真

 カヌーの東京五輪日本代表選考会を兼ねたNHK杯国際スラローム大会は20日、五輪会場となる東京都江戸川区のカヌー・スラロームセンターであり、男子カナディアンシングルで前回リオデジャネイロ五輪銅メダリストの羽根田卓也(32)=ミキハウス=が4大会連続の五輪代表に決まった。そのほかの代表に決まった選手は、五輪初採用となる女子同種目で佐藤彩乃(22)=秋田病理組織細胞診研究センター、男子カヤックシングルで足立和也(28)=山口県体協、女子同種目で矢沢亜季(27)=昭和飛行機工業=となった。

 2016年リオデジャネイロ五輪銅メダリストで、“ハネタク”の愛称で知られる羽根田が、東京五輪でリオ越えを目指す。「目標は皆さんと一緒。リオ以上を目指してやっていく」と再びの表彰台を目標に置いた。

 代表は選考対象レースでの獲得ポイント合計で決まる仕組み。羽根田は今大会決勝でスタートさえすれば内定する状況だったが、本番を見据え、手は抜かなかった。

 18日の予選で7位、この日の準決勝は4位で、決勝は93秒90のペナルティーなしで3位と駆け上がり「国内の他の選手との差はあったけれど、油断をせずに取り組んできた結果。自信につながります」と笑顔を見せた。

 羽根田と同じく五輪4大会連続出場を狙った男子カヤックシングルの矢沢一輝(西目屋村教育委)、女子同種目で北京五輪4位の竹下百合子(キッコーマン)ら長年ともに戦ってきた同世代選手の東京五輪への道がこの日断たれた。

 「4大会もチャレンジできること、しかも自国開催の五輪に出ることは、誰にでもできることじゃない。選手冥利(みょうり)につきます。ここからが本当の厳しい戦い。東京で全てを出し切りたい」。“戦友”の思いも背負い、日本のエースが、力強く「東京」への新たな一歩を踏み出した。(平野梓)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ